ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

日本の片隅から世界へ。ランゲージ・エクスチェンジのパートナーは超ピュアなご隠居さん。

つくづく、ネット世代に生まれてよかったと思っている。

ネットがない生活は、今の私には考えられない。

それにネットがなきゃ国際結婚なんて絶対にしなかったと思う(その国の言葉しか触れることができないとなると、発狂しそう笑。ネット以前の時代から海外に住んでいる日本人は、本当に凄いと思う)。

 

ネットがあれば、文字通り世界中の人とつながることができるようになる。

フランスに留学する前、フランス語を話す機会があまりなかったので、世界中の人と言語交換できるというサイトに幾つか登録してみたことがある。

登録するとすぐに、色々な人からコンタクトをもらった。わりと真面目な人が多いサイトだったけど、やりとりがあまり長く続かなかったり、いきなり「君の写真送って」と言ってくる出会い目的の人もいなくもなかった(merde!)。

でも、最終的になかなか素敵なエシャンジュ(英語で言うところのexchange)相手にめぐり合うことができた。

彼は60代のご隠居さんで、フランスの田舎町に住んでいる。(仮にアランさんとします)アランさんは老後をランゲージ・エクスチェンジでエンジョイしている人で、私以外にもベトナム人や中国人のエシャンジュ相手がいるとのことだった。フランス語を学びたい人をサポートするのが趣味のような人なのだ。エシャンジュ相手として申し分ない。

それから留学するまで毎日、アランさんはスカイプで会話の相手を務めてくれた。毎日スカイプしているというと、その人何か下心でもあるんじゃ…と家族や友達に疑われることもあったけど、彼はちっともそんなタイプではなかった。

アランさんは超がつく程の敬虔なクリスチャンで、毎週欠かさず教会に通っている。(未婚らしいから、婚前交渉禁止のカトリック教徒なら、きっとヴァージンなんじゃ・・・と邪推してしまう超下世話な私…^^;)はっきり言って、そこらの女子よりよっぽどウブでピュアな人だった。私が「soutien gorge(ブラジャーのこと)ってなんですか?(本当に知らなかったので)」と聞いたら、照れ笑いで誤魔化されてしまったっけ(結局自分で調べた笑)。

 

そんな彼にお世話になったのが、かれこれ5、6年前。今では以前ほど頻繁にやり取りはしていないけれど、誕生日や新年のあいさつの他に、ふとした折に連絡をくれる。

パリのテロ事件、そして熊本の震災の時も。

そんなとき、誰か自分のことを心から心配してくれている人がいることに、ありがたくなる。「今度夫と遊びに行きますよ」と何度も言っているけど、一度もアラン邸を訪問したことがない「行く行く」詐欺をしている自分を、申し訳なく思う。

今年こそは、手土産を持って会いに行こう。