ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

展覧会、2回目の滞在許可証更新

森山大道展

先日、森山大道の写真展に行ってきた。私はあまり写真家に詳しくないので、森山大道の名前は今回初めて知った。

大きく引き伸ばされた、東京の街角を切り取った写真が、とても刺激的だった。

道端に転がったハイヒール、キャバクラや風俗店の広告、寂れた商店など、東京で目にした物々がそこにあった。

それは美しいというよりはむしろ騒々しく汚いけれど、私には懐かしかった。

ああ、私はアジア的なこういうカオスな街が好きなんだなと改めて思った。ヨーロッパの街は美しく整然としているけど、東京のような秩序のないごちゃごちゃした街が生理的にしっくりくる。私はアジアンシティに飢えていたようだ。

 

2回目の滞在許可証更新

結構大変だった。

私の住んでいる地域の県庁は前時代的で、インターネット上で予約ができない。だから直接出向かないといけない。しかも一日に対応できる人数の上限があるので、開館前の早朝から並ぶ必要がある。私は7時半から並んだ。ちなみに開館は9時からだ。

3月の朝は寒い。10分くらいなら外で待つのも苦じゃないけど、一時間半となるとなかなかしんどい。だんだん体が冷えてきて、足なんて凍りついたようになる。

「非人道的だ」と憤りを感じて県庁の対応を改善させるための運動をしている人もいるみたいだ。待っている間、そのような活動をしている外国人留学生の作った冊子を読んでいた。

冊子を読み終わった後は、以前ブックオフで買った『「我」を張らない人づきあい』 を読んだ。仏教の教えがわかりやすく書かれていて、面白い。そして、感情の奴隷になってはいけないという一節を読んで、はっとした。外で人を一時間以上待たせる県庁のやり方に正直腹が立っていたが(インターネット予約とか整理券とか、何か手を打ってくれ!)、イライラカッカてしまえば私は怒りの奴隷になってしまうのだ。

何でも、修行すれば外部からの苦痛も苦痛でなくなるらしい。じゃあ、この寒さと怒りも感じなくなるということか。そう思って苦痛を感じないように精神統一してみたけど、寒いもんは寒い、そしてムカつくものはムカつく笑。私はなかなか悟れそうにない。

結局その日は無事に済んでレセピセももらえたけど、寒さのせいで風邪をこじらせてしまった。やっぱり県庁、超ムカつきますわ笑。