ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

昨夜、パリで起こったこと。

またもやフランスで悲惨な事件が起きた。

昨夜うとうと寝入っていたときに夫から聞かされ、一瞬夢かと思った。

信じられない数の人が亡くなった。

数でしか語られなくなる被害者。

その中の一人に、知り合いの知り合いが含まれていることを知ったとき、私の中で急にリアルさを帯びてきた。コンサート会場で命を落としたらしい。

 

事件が起きた場所の数カ所は、私もよく知っている界隈だった。

ちょっと前に行った場所も含まれている。

 

正直、何と言っていいかわからない。

痛ましいとか悲しいとか怖ろしいとか、簡単に言葉にできない気分。

それでも起きたことを覚えておくため、自分自身でよく考えるため、何か書いておきたいと思って今パソコンに向かっている。

 

フランスのニュースも色々見てみた。日本の新聞社のサイトも。

その中で、コンサートホールの前でジョン・レノンのImagineを弾く男性の映像をパリジャンのサイトで見た。

Attentats à Paris : les écoles et facultés franciliennes rouvriront lundi(一番上の動画)

歌はなかったけれど、頭の中でうろ覚えのイマジンの歌詞が思い出され、泣きそうになった。

神も国も宗教も所有も否定するちょっとラディカルな歌詞だけど、とにかくそういったものが原因で起こる争いがなくなればいいね、というラブ&ピースなところに共感したのだ。

人を幸せにしない宗教なら、ないほうがずっとましだ。

 

前に本で読んだけど、犯罪を犯す人は心が満たされていない場合がほとんどらしい。

家族や身近な人に愛情をもらえなかったりとか、心を抑圧してきたとか。

テロリストたちにも、満たされないものがあったのかもしれない。

私は幸い、日本の普通の家庭で育ったのでそこそこ満たされてきた。

だから、満たされない人の気持は想像でしかわからない。

 

愛情は一番良いエネルギーらしい。

その反対が怒り。

心が怒りでいっぱいになった人たちを相手に、どうすればいいのだろうか。

愛情を与える?

善良な市民を恐怖に陥れる連中を愛せるほど、人間は寛容じゃない。

とにかく、暴力で暴力を抑えても悪い結果しか生まないのだろう。

でも、連合国の皆さんは武力で何でも解決しようとする。

それが一番手っ取り早いから?

戦争でお金が儲かるから(特にフランスは軍事品の輸出が多く、「死の商人」らしい)?

 

国や政府の絡んだことに対して、一人の人間はあまりに無力だ。

私に何ができるというのだろう?

わからないけど、考えていきたい。