ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

フランス人に「日本はどうして出生率が低いの?」と聞かれて考えたこと。

 先日フランス人の友人カップルに会ったとき、彼女の方が妊娠したと嬉しそうに話していた。もう半年くらいになるらしい。ちなみに彼らは未婚の同棲カップル。日本だと同棲中の妊娠はあまりいいイメージはないけれど、フランスではごく当たり前のこととして皆受け止めている。これって、私にとってはすごくカルチャーショックだった。子供が生まれても籍を入れない人も結構多い。フランスは、というかヨーロッパはカップル文化があるので(二人でひとつ!という感じ)、未婚のカップルでも結婚した人と同じような権利を受ける制度がかなり整っている。

そのとき友人に「日本は少子化で困っているみたいだね」と言われた。ちなみに、フランスは先進国の中で飛び抜けて出生率が高い。(仏2.01に対し、日本は1.39)「原因は何なの?」といきなり聞かれたのでちょっと考えてしまった。フランス人の会話はせわしなく、ぼんやりしているとすぐ次の話題に移ってしまうからあんまりきちんと言えなかったけど(頭の回転が悪く、語学力が追いつかない私にはしんどい)、とりあえず「女性にとって、子供ができたら仕事に復帰しにくいからじゃない?」と言っておいた。

その後も気になったので、一人であれやこれや考えてみた。それで思ったのは、女性の職場復帰の問題だけじゃなく、日本では男女関係に対する考え方と社会のあり方がマッチしていないからうまくいかなくなってきたのでは、ということだ。

例えば、現代の日本では恋愛結婚がマジョリティなのに、未だに同棲に対するイメージがあまり良くない。堂々と同棲できるカップルが増えれば、自然と出生率も上がるんじゃないかなと思う。しっかり人生設計するのは悪いことじゃないけど、考え過ぎてしまって結局子供を諦めてしまう人も少なくないのでは。「けじめ」をつけることも必要かもしれないけど、なりゆきで「できちゃった~」というのも実は社会のために必要なのかもしれない。

日本人は真面目で頭でっかちになりすぎるのかも、自分も含めてだけど。その点、フランス人は野性的だ。感情剥き出しだし、本能に従って生きている部分が強い。そのワイルドな部分を少し取り入れれば、出生率もちょっとは上がるのかもしれない。そもそも恋愛やセックスとかって、理性で考えることより脳の原始的な部分に関わることだし。

なんだかまとまらない結論になってしまったけど、とにかく「考えるな、感じろ」が少子化対策にはいいんじゃないかな、と勝手に思ったのでした。