ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

「完璧」って何だろう

昔知り合いから「すごく格好良くて憧れていた男の子が、喋ったら訛りがひどくて恋が一気に冷めてしまった」という話を聞いた。私にしては、まったく理解しかねる話だった。逆に「何それ激萌え~♡」となってしまう。普通のグッドルッキングガイにはそこまで興味はないけれど、めちゃくちゃ訛っている美青年なんて超素敵過ぎる。

こんな風に、私は昔から隙のある人に惹かれてしまうのだ。この世には完璧な人間よりも圧倒的に弱点のある人間の方が多いから、私みたいな者の方が幸せになりやすいだろう(ああ、私って何て得しているんだろう!)。

どうして私は弱点のある人の方が好きなんだろうと考えてみたけど、それはきっと完璧な人じゃ私の介入する余地がなさそうだからだ。おそらくこの人は私なんていなくても生きていけるし、私のような不完全過ぎる人間といても得るものがないだろうな…と思ってしまうから。

また、何を以て「完璧」とするかという問題もある。例えば家事に妥協を許さない主婦は主婦として「完璧」といえるかもしれないけれど、夫との関係がギクシャクしやすくて離婚率も高いらしい。だから、トータルで見れば「完璧な主婦」とは言い難いだろう。そういえば、『カードキャプターさくら』のさくらちゃんの器用でなんでもできるお父さんも、「唯一の欠点は完璧なところ」と奥さんの従姉に言われてたっけ。

つまり何が言いたいかというと、「自分は完璧ではない」ということにあまり悩むことはないよ、ということだ。見方を変えれば、あなたは既に誰かにとって「完璧」なのかもしれないのだから。