ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

デリケートな質問の扱いは慎重にね!

以前、日本のことを調査(といっても授業で発表する程度で、しっかり研究している訳ではないらしい)しているからアンケートに協力してほしいと、ある国の学生に頼まれたことがある。私はそういうことに協力するのは嫌いじゃないので、二つ返事でOKした。

最初の方の質問は、日本のいいところは?とか日本人の特徴は?とかごく普通の質問だったのだけど、途中からいきなり日本のいわゆるアダルトなビデオの話のことを切り出されて、面喰ってしまった(ちなみに質問者は男性)。「あなたの知り合いでそういったものに出ている人はいますか?」とか、「日本のその事情についてどう思いますか?」とか、「それを女の私に聞くんかい!」と言いたくなる質問を受けた。

私自身、性は決して汚いものだとは思っていないけれど、こういう場にはデリケート過ぎる話題だ。

わたしは本当によくわからないし答えたくなかったので、「そういうことは私はよくわかりませんね」と煙に巻こうとするが、彼はあきらめない。「もし身近な人がそういうビデオに出演することになったらどんな気持ちですか?」「いや、わからないです」と言うと、「嫌じゃないんですか。恋人とかきょうだいとかが出たら」と、なぜか説教まで食らってしまった。相手があまりにも頓珍漢なので、ここまで来ると逆に面白くなってきた。「そんなこと女子に聞くようじゃ、女の子にモテないぞ☆」と心の中で突っ込み、ニヤニヤしてしまった。

 

確かに、調べてみたら日本製のポルノは結構多いみたいだけど、でもそれって日本だけのことじゃないよね。それに、質問者の彼だってメイドインジャパンにお世話になっているくせに(たぶんね笑 だってそんな質問してくるくらいだし)!と思ってしまった。

まあ、元々日本人は性に大らかな民族だったみたいだから、そういう職業の人も多いのでしょう。だけどそれは、たくさんある供給に需要が応えているだけなんじゃないかなとも思ったり。真面目な人は顔をしかめたくなる職業なのかもしれないけど、人間だって所詮動物。品行方正で清廉な人しかいない社会なんて、何だか詰まらなそうじゃない?とも思ったり。萩尾望都の短編『城』じゃないけど、人間だって白い無垢な部分だけじゃなく、黒い醜い部分も備わってはじめて一人の人間になるのだから。

何だかまとまりのない文になってしまったけれど、頭の中でごちゃごちゃそんなことを考えたのでした。とにかく、外国人と接する時は、デリケートな性のことをステレオタイプなイメージと結びつけて「こうなんでしょ?」と言わないようにくれぐれも気をつけてくださいね~☆