ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

思春期特有の悟っちゃいました症候群。

14、15歳くらいになると、世の中のことを悟った気になった子が出てくるものです。クラシックなところでいえば、『ライ麦畑でつかまえて』の主人公・ホールディング君とか。演歌歌手のさくらまやちゃん(15)も、「有吉反省会」という番組で人生に達観した姿を見せていました(「働かずに暮らしたい」「結婚すれば愛情が情に変わりそうで嫌…」とか言っていた)。

彼らは、「大人なんて嘘つきばかりだ」「世の中なんてどうせつまらない」と、やたら冷めた目で世界を見てしまうのだ。こういう子って、いわゆる「早熟」と言われるのでしょうね。かくいう私も、第二次性徴期の頃はそんなタイプの子でした。子供っぽいクラスメートを冷ややかに見て、大人の本音と建て前に心の中で中指を立てていたものです。

当時は「早熟」で、クラスメートにも「大人だね」と言われていた私ですが、今ではむしろ年齢より子供っぽいように感じます。それは、「仮初めの悟り」の境地を抜け出したからなのかもしれません。

世の中には、体験してみないとわからないことがたくさんあります。それに気づいてからは、「どうせ世の中…だし」と悲観的に決めつけることをやめました(人はそれを成長と呼ぶのかもしれませんが)。

先入観や思い込みは、あまり抱かない方が人生を楽しめると思います。思春期の頃の私は馬鹿だったので、偉そうなポーズをとって格好つけていたに過ぎないのです(まあ、そういう時期は多くの人にあるものなのでしょうが)。思春期前の子供のように純粋に物事に向き合う方が、実りが多いと今では思っています。

(そういえばさくらまやちゃんも、今まで体験したことのないギャルの世界に浸り、新しい発見をしたようですが…)

 人生は長いので、そんなに早く何もかもわかってしまう必要はないように思うのです。