ひっかかりごと。

日常生活で引っかかったことを綴ります。

生きる意味を問い直す。『プラネテス』のユーリさんのように。

私は先日、ある集まりに顔を出しました。その時話をした女性の言葉がショックで、ずっと心に引っかかっていました。「子供のように可愛がっていた愛犬が死んだとき、私の生きる目的は終わったんだと思います。だからいつ死んでも構わないんです」といったことを彼女はおっしゃっていました。

何だろう、この遣る瀬無さ。何と言葉をかけていいのか分からない。私は結局、曖昧な返事をしただけでした。

でも私は正直、彼女のような考え方はとても残念だと思っています。たかが犬くらい、といった次元の話ではなく(私も犬を飼っているので犬の大切さは実感できます)、彼女自身が過去に囚われていることを遺憾に思ったのです。

アニメ『プラネテス』にも、過去に囚われていた男性が登場します(以下、ネタバレがありますので、まだご覧になっていない方は名作なのでぜひ)。

 

 

彼、ユーリさんは宇宙船の事故で奥さんを失ってしまい、行方不明となった彼女の遺品を探すためだけに、宇宙ゴミの回収専門部門で働くことになります。長年の捜索が功を奏し、ついにユーリさんは妻の遺品である方位磁石を見つけます。

でも、色々あって結局その遺品の方位磁石は壊れてしまうのです。しかし、ユーリさんは悲しむどころか、晴れやかな表情を浮かべていました。彼はようやく過去と別れを告げる決心ができたと言い、壊してしまった男の子に「ありがとう」と逆に感謝の言葉を述べるのです。

 

私が出会った彼女も、ユーリさんのように過去と決別し、新しい自分の人生を生きることができればいいな、と思います。それにはきっと、もっと時間がかかるのかもしれませんが。

私自身はまだ30年弱しか生きていませんが、人生には思いもしなかった経験や出会い、変化があるので、やっぱりまだまだ生きていたいと思います。